人事・総務担当者研修
【開催中止】職場の人事諸問題にいかに対応するか
日 時 | 2022年12月15日(木) 9:30~16:30 |
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場 所 | 各受講企業またはご自宅にて(Web ミーティングシステム「Zoom」を使用) *北陸経済研究所セミナールームでも視聴可能です。ご希望の方はお申し出ください。 |
対 象 | 人事担当者、総務担当者、経営者・経営幹部、管理職の方 |
定 員 | オンライン:40名 |
参加費 | 賛助会員(1名):22,000円、非会員(1名):41,800円 |
講 師 | 千葉総合法律事務所 代表 千葉 博氏 |
雇用環境や労働者の意識が大きく変わる中、人事労務管理をめぐる問題はますます増加、かつ複雑化しています。特に最近ではコンプライアンス違反やセクハラ・パワハラ問題に注目が集まっています。一旦そのような労働トラブルが起きれば、関係者はもちろんのこと、職場全体の生産性が低下したり、対外的な信用やイメージが低下したりと、企業にも大きな損失を与えます。
人事や総務・労務担当者として関連する労働法を広く押さえ、適切な対応を迅速に行い解決できることが重要です。
このセミナーでは、労働関係法がご専門の千葉弁護士に職場で想定される人事諸問題について、法律面から解説していただき、無用な労働関連トラブルを回避するための要点を教えていただきます。
セミナー内容
1.コンプライアンス(法令遵守)の本質的理解
(1)コンプライアンスとは
(2)コンプライアンス違反による個人・会社の責任とは
(3)自社におけるレベル設定をどうするか
(4)平常時の対応・初期対応の重要性
(5)個々人が企業の顔に
(6)あるべき心構え
2.管理職として押さえておきたいコンプライアンス違反と法的知識
~労働法の基本と最近の労務問題
(1)どのようなことがコンプライアンス違反になるのか?
①日常で起こりうる違反行為
②重要な労務管理の問題
③法律違反ではないのに問題になる違反、社内ルールの重要性・徹底
④その他
(2)労働時間・休日をめぐる実務上のトラブル
①労働基準法による労働時間の規制
②労働時間の意義を誤っていないか
③労働時間の管理方法
④ダラダラ残業問題 等
(3)メンタルヘルス・健康面の管理
①長時間労働によるリスク
②メンタル不調による休職期間中の者への対応
(4)セクハラとパワハラへの対応
①なぜハラスメントに注意が必要なのか
②セクハラになり得る行為とは/セクハラに関する法規制
③セクハラを防止するには/セクハラの法的責任
④パワハラとは/パワハラ概念をめぐる法規制
⑤パワハラの多様な実例
⑥パワハラの法的責任
⑦パワハラにならないための上司の心がけ
⑧その他のハラスメント
(5)リモート-ワークをめぐる諸問題
①コロナ後の標準的な選択肢の一つに
②導入要件の確認
③労働時間管理
④労災の取扱い
⑤安全配慮義務との関係での上司の役割は
(6)公益通報者保護法の改正
①公益通報者保護制度の概要
②通報者の保護とその要件
③令和4年6月1日施行の改正法のポイント