~製造業で働く意義、心構えを学ぶ~
製造業 新入・若手社員向け「ものづくり」基本研修
日 時 | 2021年4月15日(木) 9:30~16:30 |
---|---|
場 所 | 一般財団法人北陸経済研究所4Fセミナールーム 各受講企業またはご自宅にて(Web会議システムZOOMを使用) |
対 象 | 製造業・メーカーの新入社員や若手社員の方 |
定 員 | 富山会場:20名 オンライン:20名 |
参加費 | 賛助会員(1名):17,600円、非会員(1名):37,400円 |
講 師 | 株式会社ウィレンス 代表取締役 島ノ内 英久氏 |
我が国 の基幹産業である「ものづくり」産業において、能力開発や人材育成に何らかの課題があるとする事業所は 78.6%に上ります。「指導者が不足している」、「人材育成の時間がない」、「人材を育成しても辞めてしまう」が上位にあげられています。せっかく採用できた新人が育成半ばで辞めてしまっているのです。生産現場に配属される新入社員にとって、現場に求められる品質・コスト・納期を正しく理解し、安全第一で実践することは必要不可欠です。
この研修では、OJTではなかなか徹底しきれない製造業の原点である「安全第一」、「整理整頓の本質的な意味」を体系的に根本から理解していただきます。また、複数部署連携も含めた「報・連・相」の重要性や、現場における付加価値創出の役割などについてわかりやすく解説します。
まずは「ものづくり」産業の果たしている役割と仕事の心構え・やりがいを学び、社内でのOJTにつなげていただくための基本習得の機会を提供いたします。
セミナー内容
1.製造業で働く社会人としての心構え・やりがい
(1)製造業は日常生活の様々な場面で役に立っている(食品、交通機関、文房具など)
(2)現在の製造業に求められている4つのこと(生産性向上など)
(3)モノをつくる苦労とやりがい(仕事は大変だけどやりがいが大きい)
【個人ワーク】自分の会社は何を生産し、どのように社会に貢献している!?
2.工場における仕事の基本
(1)製造業の基本的な仕事の流れ(お互い協力しながら生産し納品)
(2)品質(品質はお客様からの信用の第一歩)
(3)原価(利益が分かり、利益を出せる職場を目指そう)
(4)納期(良品を作っても、納期に間に合わないと意味がない)
(5)安全(まずは作業服をちゃんと着よう)
(6)工場でよく使う基本用語(作業標準書、治具、先入れ先出し、ISO、歩留まりなど)
【理解度確認テストその1】
3.成長する工場は必ずコレをやっている
(1)元気な朝礼(今日一日の作業予定をしっかり確認)
(2)報告・連絡・相談(小さなこともしっかり共有)
(3)整理・整頓・清掃(3Sを着実に日々実践)
(4)改善活動(昨日より少しでも便利に、効率的に)
【理解度確認テストその2】
4.新入社員に期待する7つの具体的行動
(1)出社前は、新聞と朝食を習慣づける
(2)出社時は、積極的に元気な挨拶
(3)勤務時間中は、素直な態度と感謝の気持ち
(4)積極的に仕事を覚え、早く独り立ち
(5)出来るだけ前後工程を手伝う
(6)教えてもらったことをノートに書き出し復唱確認
(7)休憩時間はスマホを触らず、周囲と積極的に雑談
5.今日学んだことを踏まえ具体的な行動目標を設定しよう!【作成および発表】